2015年

7月

15日

【JPIERE-0101】全銀協規定フォーマットのデータ(FBデータ)作成

 オープンソースのERP iDempiereには仕入先請求伝票で計上している債務をまとめて払う”まとめ払い"の機能があり、支払データを作成する事ができるようになっています。JPiereではその支払データを作成する機能を、全銀協規定のフォーマット(FBデータファームバンキングデータ)を作成できるように追加開発しています。

この機能はアルファー版です。お金に直接係る機能ですので、使用する場合は、十分に検証してから使用して下さい。


マスタ設定

 ファームバンキングのデータを作成するためには、当然ながらマスタの設定を正しく行う必要があります。ここでは、そのマスタの設定を説明します。

銀行及びアカウント設定

◆銀行タブ

銀行及びアカウント設定ウィンドウ:銀行タブ
銀行及びアカウント設定ウィンドウ:銀行タブ
  • 銀行名(半角カナ)…銀行名を半角カナで入力。15文字以内。
  • ルーティングNo…銀行コードを半角数値で入力。4桁。

 

◆アカウントタブ

銀行及びアカウント設定ウィンドウ:アカウントタブ
銀行及びアカウント設定ウィンドウ:アカウントタブ
  • 支店番号…金融機関の支店番号を半角数値で入力。3桁。
  • 支店名(半角カナ)…金融機関の支店名を半角カナで入力。15文字。
  • 口座番号…口座番号を半角数値で入力。7桁
  • 依頼人(委託者)コード…金融機関から採番される依頼人コード(委託者コード)を半角数値で入力。10桁。
  • 依頼人名(半角カナ)…依頼人名(委託者名)を半角カナで入力。40文字
  • 支払データ作成クラス…"org.compiere.util.JapanPaymentExport"と入力。

 

取引先マスタ

◆取引先口座情報タブ

取引先マスタウィンドウ‐取引先口座情報タブ
取引先マスタウィンドウ‐取引先口座情報タブ
  • 支店番号…金融機関の支店番号を半角数値で入力。3桁。
  • 支店名(半角カナ)…金融機関の支店名を半角カナで入力。15文字。
  • 口座番号…口座番号を半角数値で入力。7桁
  • 口座名義(半角カナ)…口座の名義をを半角カナで入力。30文字

 

使い方

 マスタ設定が正しくされていれば、あとは通常の"まとめ払い"の操作を行うだけです。

支払印刷/エクスポート
支払印刷/エクスポート
作成データ(SAMPLE)
作成データ(SAMPLE)

フォーマット

1.ヘッダレコード(総桁数120桁、文字は全て半角、以下各レコード共通)

項番 項目名 属性 桁数 備考 JPiere仕様 
1 データ区分 数字 1 1:ヘッダレコード 1で固定。
2 種別コード 数字 2

21:総合

11or71:賞与

12:72:給与

21で固定。
3 コード区分 数字 1 0:JIS 0で固定。
4 依頼人コード 数字 10 金融機関から指定される

C_BankAccount.

JP_RequesterCodeを使用。

5 依頼人名 カナ 40

C_BankAccount.

JP_RequesterNameを使用。

6 振込指定日 数字 4 月日(MMDD)の4桁

C_PaymentSelection.

PayDateを使用。

7 仕向金融機関番号 数字 4  

C_Bank.

RoutingNoを使用。

8 仕向金融機関名 カナ 15  

C_Bank.

JP_BankName_kanaを使用。

9 仕向支店番号 数字  

C_BankAccount.

JP_BranchCodeを使用。

10 仕向支店名 カナ 15   C_BankAccount.

JP_BranchName_Kanaを使用。

11 預金種目(依頼人) 数字 1

1:普通

2:当座

4:貯蓄

アカウントタイプが

S(普通預金)であれば、

1としそれ以外は2とする。

12 口座番号(依頼人) 数字 7 7桁 

C_BankAccount.

AccountNoを使用。

13 ダミー(未使用) カナ 17  スペース  

2.データレコード

項番 項目名 属性 桁数 備考 JPiere仕様 
1 データ区分 数字 1 2:データレコード 2で固定。
2

被仕向金融機関番号

(振込先金融機関コード)

数字 4


C_Bank.

RoutingNoを使用。

3

被仕向金融機関名

(振込先金融機関名称)

カナ 15 左詰、スペース埋め

C_Bank.

JP_BankName_kanaを使用。

4

被仕向支店番号

(振込先支店コード)

数字 3

C_BP_BankAccount.

JP_BranchCodeを使用。

5

被仕向支名

(振込先支店名称)

カナ 15 左詰、スペース埋め

C_BP_BankAccount.

JP_BranchName_Kanaを使用。

6 手形交換所番号 数字 4 省略可(スペース) スペース×4。
7 預金種目 数字 1 1:普通

2:当座

4:貯蓄

アカウントタイプが

S(普通預金)であれば、

1としそれ以外は2とする。

8

口座番号

(振込先の口座番号)

数字 7 右詰、ZERO埋め

C_BP_BankAccount.

AccountNoを使用。

9 受取人名 カナ 30  

C_BP_BankAccount.

JP_A_Name_Kanaを使用。

10 振込金額 数字 10 右詰、ZERO埋め  
11 新規コード 数字 1

省略可(スペース)

スペース×1。
12 顧客コード1 カナ 10 省略可(スペース) スペース×10。
13 顧客コード2 カナ 10 省略可(スペース) スペース×10。
14 ダミー 数字 9 スぺ^巣 スペース×9。

3.トレーラーレコード

項番 項目名 属性 桁数 備考 JPiere仕様 
1 データ区分 数字 1 8:トレーラレコード 8で固定。
2

合計件数

数字 6

データレコードの合計。右詰、ZRO埋め


3

合計金額

数字 12 データレコードの合計。右詰、ZRO埋め

4

ダミー

数字 101 スペース  

4.エンドレコード

項番 項目名 属性 桁数 備考 JPiere仕様 
1 データ区分 数字 1 9:エンドレコード 9で固定。
2

ダミー

数字 6

スペース


参考サイト

関連するコンテンツ

カスタマイズ情報

リポジトリ

クラス

  • org.compiere.util.JapanPaymentExport

パラメータ設定

◆C_Bankテーブル

  • JP_BankName_Kana(追加)…銀行(半角カナ)。String、15文字。

◆C_BankAccountテーブル

  • JP_RequesterCode(追加)…依頼人(委託者)コード。String、10桁。
  • JP_RequesterName(追加)…依頼人名(半角カナ)。String、40文字。
  • JP_BranchCode(追加)…支店番号。String、3桁。
  • JP_BranchName_Kana(追加)…支店名(半角カナ)。String、15文字。

◆C_BP_BankAccountテーブル

  • JP_BranchCode(追加)…支店番号。String、3桁。
  • JP_BranchName_Kana(追加)…支店名(半角カナ)。String、15文字。
  • JP_A_Name_Kana(追加)…口座名義(半角カナ)。String、30文字。
  • IsDefault(既存エレメント)