2016年

10月

08日

【JPIERE-0202】受注伝票明細と見積伝票明細に品目原価をセットする

 オープンソースのERP iDempiereの受注伝票明細には原価(PriceCost)というフィールドがありますが、特に有効活用されているわけではりません。そこで、JPiereでは、品目マスタの原価を自動設定できるようにしました。

 この事により、受注伝票毎に、粗利を把握する事ができるようになります。会計的に正確な利益ではありませんが、受注伝票の段階である程度の精度をもった利益がわかる事は、それなりにうれしいと思います。あくまでも管理目的の利益ですので、原価(PriceCost)のフィールドは自動設定後、手入力で修正する事もできるようにしています。品目原価がない品目や料金タイプなどは、必要に応じて手入力して下さい。

 受注伝票明細と同じようにJPIERE-0183:見積伝票の明細にも原価を自動設定します。

品目原価の自動設定ロジック

受注伝票明細タブ

 基本的に品目フィールドに入力があり、原価フィールドが手入力されていない時に、品目原価が自動設定されます。注文数量が変更された時も、原価が手入力されていなければ、原価フィールドは更新されます。

原価(PriceCost)フィールド
原価(PriceCost)フィールド

受注伝票明細に品目原価をセットする設定

 受注伝票明細に、品目原価をセットするためには、システムコンフィグ設定が必要です

システムコンフィグ設定
システムコンフィグ設定

名称フィールドに"JPIERE_SET_COST_TO_ORDER-LINE"と入力し、検索キーに次のいずれかを設定して下さい。

  • SO…受注伝票明細だけに品目原価を設定します。
  • PO…発注伝票明細だけに品目原価を設定します。
  • BT…受注/発注伝票の明細の両方に品目原価の設定をします。
  • NO…受注/発注伝票の明細に品目原価の設定はしません。

カスタマイズ情報

修正クラス

受注伝票明細のモデルバリデータにロジックを追加しています。

  • JPiereOrderLineModelValidator

見積伝票明細はモデルクラスのbeforeSave()メソッドにロジックを追加しています。

  • MEstimationLine

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