【Linux私用コマンド集-0007】vmstat:メモリーやCPUの使用状況を表示する

vmstat 概要

 メモリーやCPUの負荷率や使用状況を表示する。

vmstat 使用例

メモリーやCPUの情報を10秒間隔で3回表示する

vmstat 10 3

 

procs -----------memory---------- ---swap-- -----io---- -system-- ------cpu-----

 r  b   swpd   free   buff  cache   si   so    bi    bo   in   cs us sy id wa st

 1  0      0 15089780  12136 152252    0    0     9     9    7    8  0  0 100  0  0

 0  0      0 15089864  12136 152180    0    0     0    69   22   22  0  0 100  0  0

 0  0      0 15089896  12144 152252    0    0     0     4   12   11  0  0 100  0  0

 

メモリーやCPUの情報を1秒間隔で表示する

vmstat 1

停止する場合は、" Ctrl + c " です。

vmstat 表示情報概要説明

procs:アクティブなプロセスに関する統計

◆r:実行待ち状態にあるプロセス数

 実行待ちのプロセスがあるという事は、CPUが処理しきれていない可能性がある。

◆b:割り込み不可能なスリープ状態にあるプロセス数

◆w:スワップアウトされており、実行可能なプロセス数

memory:メモリーの使用量と使用可能量に関するデータ

◆swpd:仮想メモリー量

◆free:空きメモリー量(Kバイド)

◆buff:バッファとして用いられているメモリー量(Kバイト)

◆cache:

swap:スワップに関する統計

◆si:ディスクからスワップインしているメモリー量(Kバイト/秒)

◆so:ディスクからスワップインしているメモリー量(Kバイト/秒)

io:デバイスとの転送量

◆bi:ブロック・デバイスから受け取ったプロック数(ブロック/秒)

◆bo:ブロック・デバイスに送られたブロック数(ブロック/秒)

system:システム全体の割り込みおよびコンテキストの切り替えレート

◆in:毎秒の割り込み回数

◆cs:毎秒のコンテキスト・スイッチ回数

cpu:CPUの使用料の割合

◆us:ユーザー時間

◆sy:システム時間

◆id:アイドル時間

◆wa:IO待ち時間

参考サイト