【JPIERE-0053】組織マスタインポート

オープンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)の標準機能には組織マスタのインポート処理がありません。そこでJPiere(ジェイピエール)では、組織マスタのインポートができるプラグインを作成しました。

 

組織マスタインポートの仕様

組織マスタインポートでは、組織マスタタブ(AD_Orgテーブル)と組織情報タブ(AD_OrgInfo)のデータをインポートする事ができます。組織情報タブには住所を入力する事ができるようになっていますので、住所データも新規登録できるようになっています。

組織マスタインポートウィンドウ
組織マスタインポートウィンドウ

インポートする情報

基本的にインポートテーブルのカラム名と同じ組織マスタのカラム名にデータがインポートされます。

◆検索キー[Value] -> 組織[AD_Org_ID]

インポート処理において、インポートテーブルの検索キー[Value]の値と、組織マスタの検索キー[Value]の値を照合します。照合できなかった場合は組織マスタを新規登録します。照合できた場合は、組織マスタをインポートするデータで更新します

  • インポートテーブルの検索キー[Value]の値が入力されていない場合はエラーになります。
  • 新規登録の場合は、インポートテーブルに名称[Name]の値も入力されている必要があります。
  • 更新の場合でも、サマリ階層[IsSummary]のフラグは更新する事はできません。

◆組織タイプ名称[JP_OrgType_Name] -> 組織タイプ[AD_OrgType_ID]

インポート処理において、インポートテーブルの組織タイプ(名称)[JP_OrgType_Nmae]の値と、組織タイプマスタの名称[Name]の値を照合します。照合できなかった場合は、無効な値としてエラーになります。

◆住所ラベル[JP_Location_Label] -> 住所[C_Location_ID]

インポート処理において、インポートテーブルの住所ラベル[JP_Location_Label]の値と、住所マスタの住所ラベル[JP_Location_Label]の値を照合します。照合できなかった場合は、新たな住所として登録されます。しかし、インポートテーブルの住所ラベルフィールドに入力が無い場合には、そもそも住所は登録されません(※住所ラベル以外の住所情報が入力されていても登録されません)。

また、組織マスタインポートでは住所データを更新する事はできません。住所を更新したい場合には、【JPIERE-0391】住所インポートを使用して下さい。

インポートフォーマット

インポートフォーマットとしてシステムクライアントに"JPiere Org Import"が登録してあります。

カスタマズ情報

追加テーブル

  • I_OrgJP

追加クラス

  • jpiere.base.plugin.org.adempiere.process.JPiereImportOrg

更新情報

2018年5月29日

  • 組織情報も一緒にインポートできるように改善しました。
  • JPPSからJPBPへカスタマイズの所属先を変更しました。

2018年6月7日

I_OrgJPテーブルに、I_IsActiveJPフラグを追加しました。このフラグはインポートするデータで既に使用しなくなっているデータを論理削除するためのものです。過去データを移行する際には、既に使用しないデータも移行する必要がある場合があります。その際に既存のIsActiveフラグは、中間テーブル(インポートテーブル)にインポートする際に必ず"Y"になってしまいますので、"N"のステータスを取り込むために使用します。I_IsActiveJPフラグの状態を組織マスタをインポートする際に、組織マスタのアクティブフラグに引継ぎます。

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