【JPIERE-0154】出荷納品伝票と同じ転記日付で売上請求伝票作成(プロセス)

 「出荷納品伝票と同じ転記日付で売上伝票作成(プロセス)」は、納品がされていて、まだ請求されていない受注伝票のデータを対象に、出荷納品伝票の転記日付と同じ日付で売上請求伝票を作成します。

 会計の”費用収益対応の原則”により、売上請求伝票から自動仕訳で起票される売上と、出荷納品伝票から自動仕訳で起票される売上原価を対応させる必要がある事から、出荷納品伝票の「転記日付(DateAcct)」と売上請求伝票の「転記日付」とを同じ日付になるようにする事を目的としたプロセスです。

出荷納品伝票と同じ転記日付で売上伝票作成(プロセス)の条件入力画面イメージ

出荷納品伝票と同じ転記日付で売上伝票作成(プロセス)の条件入力画面イメージ

出荷納品伝票と同じ転記日付で売上伝票作成(プロセス)の条件入力パラメータ

◆組織(任意入力)

 選択した組織の受注伝票を処理の対象とします。

 

◆伝票タイプ(任意入力)

 選択した伝票タイプの受注伝票を処理の対象とします。

 

◆移動日付(必須入力)

 選択した出荷納品伝票の移動日付を処理の対象とします。

 

◆伝票ステータス更新(必須入力)

 作成する売上請求伝票の伝票ステータス更新処理を選択します。完成にする以外を選択した場合は、確認中にする処理が実施されます。

検収基準売上計上資料

カスタマイズ情報

関連クラス

  • jpiere.base.plugin.org.adempiere.base.JPiereInOutModelValidator
  • jpiere.base.plugin.org.adempiere.model.MDeliveryDays
  • jpiere.base.plugin.org.adempiere.process.DeliveryDaysInvoiceGenerate

カスタマイズ履歴

2016年10月30日

 検収基準による売上請求伝票の作成プロセスのロジックを、みなし検収基準のデフォルト値を参照して処理するように修正しました。

2016年12月19日

JPIERE-0154:検収基準の売上請求伝票作成(プロセス) -> 出荷納品伝票と同じ転記日付で売上請求伝票作成(プロセス)

 売上請求伝票が作られていない出荷納品伝票を対象として、みなし検収基準日で売上請求伝票を作成するJPIERE-0154:検収基準の売上請求伝票作成プロセスを、JPIERE-0229:出荷納品伝票に出荷予定日の追加とみなし検収基準日のロジック修正に伴い、名称を”出荷納品伝票と同じ転記日付で売上請求伝票作成(プロセス)"に変更し、処理ロジックも検収基準の再計算等は行わず、出荷納品伝票と同じ転記日付で売上請求伝票を作成するだけの処理に修正しました。

 

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