【JPIERE-0400】ユーザーインポート

ユーザーマスターののインポートプロセスです。

 

ユーザーマスタインポートの仕様

ユーザーマスタインポートでは、ユーザーマスタのデータをインポートする事ができます。

インポートする情報

基本的にインポートテーブルのカラム名と同じ組織マスタのカラム名にデータがインポートされます。

◆インポートプロセスにユーザー識別情報を選択できるように改善

ユーザーを識別するための情報は歴史的な経緯があり、あいまいな状態になってしまっています。そこでJPiereではユーザーを識別するための情報をインポートする際に選択できるように2017年7月21日に改善しました。選択した識別情報だけではユーザーを一意に識別できない場合は、最も直近で登録されたユーザーを同じユーザーとして更新処理します。そのため識別情報は"検索キー"や"名称"だけでも、照合する事ができます。

  • EM:Eメール(EMail)…メールアドレスが同じユーザーは同一のユーザーとしてみなします。
  • NA:名称(Name)…名称が同じユーザーは同一のユーザーとしてみなします。
  • VA:検索キー(Value)…検索キーが同じユーザーは同一のユーザーとしてみなします。
  • VE:検索キー(Value) + Eメール(EMail)…検索キーとメールアドレスが同じユーザーは同一のユーザーとみなします。メールアドレスの入力が無い場合ユーザーは、検索キーだけで同じユーザーかどうか判定します。
  • VN:検索キー(Value) + 名称(Name)…検索キーと名称が同じユーザーは同一のユーザーとみなします。
  • VZ:検索キー(Value) + 名称(Name) + Eメール(EMail)…検索キーと名称とメールアドレスが同じユーザーは同一のユーザーとみなします。メールアドレスの入力が無い場合は、検索キーと名称で同じユーザーかどうか判定します。
  • ZZ:照合しない…既存ユーザーとの照合はせずに、すべてのインポートデータをユーザー登録します。

上記の照合処理で、既存のユーザーマスタと照合できなかった場合は、ユーザーマスタを新規作成します。照合できた場合は更新処理します。

  • ログインがメールアドレスでログインする事になっている場合の新規登録で、パスワードの入力があるのにメールアドレスの入力が無い場合はエラーになります。
  • 更新処理では、ユーザーのEメールと検索キー(Value)と名称(Name)の値を更新する事はできません。

インポートユーザー識別情報を"照合しない"にして実行すると、既存のユーザーマスタとの照合は行いませんので、基本的にすべてインポート処理しようとします。

インポートユーザー識別情報を"照合しない"以外にして実行すると、既存のユーザーマスタと選択した方法で照合処理を行いますが、その前に2重登録防止のためインポートするユーザーマスタのデータの中に、重複するデータが含まれていない事を確認します。もし2重登録となるデータが含まれていた場合には、そこでインポート処理が中断され、2重と登録となるインポートデータのメッセージにその旨が表示されます。

インポートユーザー識別情報は、責任者と販売代理フィールドのユーザーの照合にも使用されます。インポートユーザー識別情報が"照合しない"の場合、責任者と販売代理フィールドはユーザーマスタとの照合は行われずインポートされません。

◆組織(検索キー)[JP_Org_Value] -> 組織[AD_Org_ID]

インポート処理において、インポートテーブルの組織(検索キー)[JP_Org_Value]の値と、組織マスタの検索キー[Value]の値を照合します。照合できなかった場合はエラーとなります

◆取引組織(検索キー)[JP_OrgTrx_Value] -> 取引組織[AD_OrgTrx_ID]

インポート処理において、インポートテーブルの取引組織(検索キー)[JP_OrgTrx_Value]の値と、組織マスタの検索キー[Value]の値を照合します。取引組織(検索キー)に値が入力されており照合できなかった場合はエラーとなります

◆法人マスタ(検索キー)[JP_Corporation_Value]  -> 法人マスタ[JP_Corporation_ID]

インポート処理において、インポートテーブルの法人マスタ(検索キー)[JP_Corporation_Value]の値と、法人マスタの検索キー[Value]の値を照合します。法人マスタ(検索キー)に値が入力されており、照合できなかった場合でもエラーにはなりません。これは、マスタの登録順によりユーザーマスタを2回登録する必要がある場合を想定して、1回目の入力では法人マスタの登録に先立ちユーザーマスタを登録する事を想定して、法人マスタが照合できなくても無視するだけの仕様にしています。

◆取引先マスタ(検索キー)[JP_BPartner_Value]  -> 取引先マスタ[C_BPartner_ID]

インポート処理において、インポートテーブルの取引先マスタ(検索キー)[JP_BPartner_Value]の値と、取引先マスタの検索キー[Value]の値を照合します。取引先マスタ(検索キー)に値が入力されており、照合できなかった場合でもエラーにはなりません。これは、マスタの登録順によりユーザーマスタを2回登録する必要がある場合を想定して、1回目の入力では取引先マスタの登録に先立ちユーザーマスタを登録する事を想定して、取引先マスタが照合できなくても無視するだけの仕様にしています。

◆説明[Description]欄とコメント[Commnets]欄

説明[Description]とコメント[Comments]欄には、改行コードが入るため、そのままではデータが思うようにインポートできない場合があります。そのような場合、改行コードを<LF>、<CR>、<CRLF>に置換したCSVを作成しておくと、インポート処理の際に改行コードに再度置換しなおしてインポートする事ができます。

カスタマイズ情報

関連するクラス

◆jpiere.base.plugin.org.adempiere.process.JPiereImportUser

-> ユーザーマスタをインポートするクラス

更新情報

2018月7月26日:カラム追加

  • JP_Supervisor_Name
  • JP_Supervisor_Value
  • JP_SalesRep_Name
  • JP_SalesRep_Value

2018年7月21日:インポートプロセスにユーザー識別情報を選択できるように改善

ユーザーを識別するための情報は歴史的な経緯があり、あいまいな状態になってしまっています。そこでJPiereではユーザーを識別するための情報をインポートする際に選択できるように改善しました。

◆ユーザーを識別するために選択できる情報

ユーザーを識別するための選択肢として、リストバリデーション(JP_ImportUserIdentifier)を登録しています。

  • EM:Eメール(EMail)
  • NA:名称(Name)
  • VA:検索キー(Value)
  • VE:検索キー(Value) + Eメール(EMail)
  • VN:検索キー(Value) + 名称(Name)
  • VZ:検索キー(Value) + 名称(Name) + Eメール(EMail)

◆同じように改善したインポートプロセス