【JPIERE-0407】振替仕訳伝票インポート

振替仕訳伝票のインポートプロセスです。

 

振替仕訳のインポートの仕様

振替仕訳伝票インポートでは、振替仕訳伝票のデータをインポートする事ができます。

 

同じデータを再インポートする

これからインポートしようとしているデータと同じデータが既に登録されている場合、先に登録しているデータを削除してからインポートするか、インポートしないようにするか選択する事ができます。これはインポートするデータがトランザクションデータであるためで、データの整合性を確保するためでの仕様です。

 

◆同じデータかどうかの判断

同じデータがどうかの判断に、伝票番号(DocumentNo)にするか、データ移行識別子(JP_DataMigration_Identifier)にするかインポートプロセス実行時に選択する事ができます。

これはiDempiereの振替仕訳伝票の仕様上、組織が異なる場合、同じ伝票番号が存在する事を許容しているためで、伝票番号だけでは必ずしもデータを一意に識別できない場合があるためです。そのような場合にデータ移行識別子(JP_DataMigration_Identifier)フィールドを使用してデータを一意に識別する事を意図しています。

【選択肢】

  • 伝票番号
  • データ移行識別子
  • 既存データと照合しない … ※すべてのデータをインポートします。

◆既に登録されている同じデータを削除するか、同じデータが既に登録されている場合にインポートしないようにするかどうかの選択

インポートプロセス実行時に、インポートするデータと同じデータが登録されている場合に先に登録されているデータを削除するか、インポートしようとしているデータをインポートしないようにするかどうか選択する事ができます。

【選択肢】

  • 既存データの削除
  • インポートしない

 

勘定科目の転記制御

iDempiereの標準機能では、勘定科目マスタに転記制御(IsDocControlled)フラグがあり、振替仕訳伝票での使用を禁止する事ができます(自動仕訳のみで使用する勘定科目として定義する事ができます)。このフラグがONの場合、勘定科目残高のデータ移行を行いたい場合には、振替仕訳伝票を使用する事ができなくなってしまいます。そこで、振替仕訳伝票のインポート時に転記制御を解除するかどうかインポートプロセス実行時に選択する事ができます。

インポートする情報

基本的にインポートテーブルのカラム名と同じ組織マスタのカラム名にデータがインポートされます。

◆インポート処理しないカラム

下記のカラムは今後の拡張性を考慮してインポートテーブルに追加されており、2018年7月10日現在、インポート処理されません。

  • UserElement1_ID
  • UserElement2_ID
  • JP_Tax_Name
  • C_Tax_ID
  • JP_Order_DocumentNo
  • JP_Order_ID
  • JP_ContractContent_DocNo
  • JP_ContractContent_ID

その他

仕訳データ移行用の伝票タイプ

OSS ERP Solutionsのクライアントには、仕訳データ移行用の伝票タイプとして、"GL-DataMigration"が登録してあります。

振替仕訳データのインポート用フォーマット

システムクライアントに、振替仕訳のインポートフォーマットとして"JPiere GL Journal Import"が用意してあります。

カスタマイズ情報

関連するクラス

◆jpiere.base.plugin.org.adempiere.process.JPiereImporGLJournal

-> 振替仕訳伝票をインポートするクラス。

関連するテーブル

◆I_GLJournalJP

-> 振替仕訳伝票をインポートする中間テーブル。

追加エレメント

◆JP_CollateGLJournalPolicy(Collate GL Journal Policy/振替仕訳伝票の照合方針)

デフォルト:DN

  • DN:伝票番号(DocumentNo)
  • MI:データ移行識別子(Data Migration Identifier)
  • NO:既存データと照合しない(Do not collate with existing data)

◆JP_ReimportPolicy(Reinport policy/再インポート方針)

振替仕訳伝票の照合方針が、NO:既存データと照合しない以外の場合に選択する事ができます。デフォルト:NI。

  • DD:既存データの削除(Delete Existing data)
  • NI:インポートしない(Not Import)

◆IsReleaseDocControlledJP(転記制御の解除)

デフォルト:N。

  • Y:転記制御の解除(Release Document Controlled)
  • N:転記制御は解除しない(Not Release Document Controlled)