JPiere6.1のインストール

JPiere6.1のインストールは、基本的にiDempiereのインストールと同じです。ここでは、主にJPiere6.1のインストールから実際に使用するまでの注意事項を掲載しています。

JPiereのバージョン番号について

JPiere(ジェイピエール)は、オープンソースのERP iDempiereの日本商習慣対応ディストリビューション(頒布形態)であり、プラグイン群です。iDempiereはプラグインを実現するためにOSGiを取り込んでいます(※iDempiereの"i"はOSGiの"i"です)。そしてそのOSGiは、プラグインをバージョン管理できるように仕様策定されており、iDempiereのバージョンと、iDempiereのプラグイン群であるJPiereのバージョンの整合性を保つ事は重要です。そのため整合性を分かりやすく保てるように、JPiereのバージョンはiDempiereのバージョンに合わせています。

JPiere6.1の推奨システム要件

JPiere5.1では下記のシステム環境を想定しています。OSDNで公開しているインストールパッケージも下記のシステム環境用のインストールパッケージになります。

【OS】Windows 64bit, Linux 64bit

OSDNで公開しているJPiere6.1のインストールパッケージは64bitのWindowsとLinuxのみ用意しています。それ以外の環境で使用したい場合は、JPiere6.1の開発環境を構築し、自身で使用する環境に合ったインストールパッケージを作成して下さい。

 

【DB】PostgreSQLドライバー42.2.5

JPiere6.1で使用しているPostgreSQLのドライバーは42.2.5です。このドライバーに対応しているPostgreSQLを使用して下さい。

そして、JPiere6.1のダンプファイルはPostgreSQL9.4で作成しています。そのため、PostgreSQLの9.3以下のバージョンを使用する事はおススメ致しません(PostgreSQLのダンプファイルは、下位のバージョンでのリストアは保証されていないはずですので…)。

 

【Java】Java10

 JPiere6.1の公開インストールパッケージはJava10で動作します。それ以外のJavaのバージョンを使用したい場合には、環境に合ったインストールパッケージを自身で作成して下さい。

 

【補足説明】推奨システム要件以外の環境へのインストール

 推奨システム要件以外の環境へも、自身でJPiereの開発環境を構築しインストールパッケージを作成する事で、インストールする事ができます。

 JPiere6.1のインストールパッケージはOSDNのサイトで公開しています。

JPiere6.1のインストールパッケージ

パッケージには、"JPiere Install Package"と"JPiere Source Code"の2つパッケージがあります。パッケージ名通り、"JPiere Install Package"にはJPiereのインストールパッケージを掲載しており、"JPiere Source Code"には、JPiereのインストールパッケージを作成した時点のソースコードを掲載しています。

OSDNのサイトで公開しているJPiere6.1のインストールパッケージ(Install Package)には、64bitのLinux用のインストールパッケージと64bit用のWindowsのインストールパッケージと、両方のインストールパッケージで使用できるPostgreSQLのダンプファイル(ExpDat.dmp)があります。

※JPiere6.1のインストールパッケージではダンプファイルをExpDat_yyyyMMdd.zipとしています。圧縮していますので、解凍してからお使い下さい。
JPiere6.1のダンプファイル
JPiere6.1のダンプファイル

zip形式ですので、解凍するとExpDat.dmpファイルになり、PostgreSQLにリストアする事ができます。

JPiereをインストールする場合は、必ずこのダンプファイルを使用して下さい。

ファイル 説明
JPiereServer.linux.x86_64.zip Linuxの64Bit用インストールパッケージ
JPiereServer.win.x86_64.zip Windowsの64Bit用インストールパッケージ

ExpDat.dmp

※JPiere6.1のインストールパッケージ用の

ダンプファイルはExpDat_yyyyMMdd.zipとしています。

ダウンロードして解凍してお使い下さい。

JPiereのダンプファイル。

【補足説明】PostgreSQLのダンプファイルについて

  • PostgreSQLのダンプファイルはLinux環境でもWindows環境でも、リストアする事ができます。
  • ダンプファイルはPostgreSQL9.4で作成しています。

【注意】リストアするダンプファイルはJPiereのダンプファイルを使用して下さい。

JPiereをインストールする際には、インストールパッケージに含まれているダンプファイルではなく、OSDN上に掲載されているダンプファイルを使用して下さい。

インストールパッケージのdataフォルダ配下にあるダンプファイルは、iDempiereのダンプファイルであり、JPiereのダンプファイルではありませんので注意して下さい。

JPiere6.1のインストール

JPiere6.1のインストールは、基本的にiDempiereのインストールと同じです。JPiere6.1の推奨システム要件とリストアするデータベースのダンプファイルにだけ気を付ければ、難しくはありません。

【補足説明】Windows7とWindows8へのインストールする場合

Windows7とWindows8にインストールする場合は、Windows10のインストール方法も参照して下さい。基本的にWindowsであれば、どのバージョンを使用しても、同じ方法でインストールする事ができます。Windows10のインストールの記載がiDempiere3.1を前提に記載していますので、JPiere6.1をインストールする際にも参考にできる記載内容になっています。

JPiere6.1へのログイン

JPiereへのログインはiDempiereへのログインとまったく同じ方法です。JPiereのログインIDはメールアドレスの設定になっています。

ログイン

JPiereにはデモ環境として"OSS ERP Solutions"というクライアント用意しています。OSS ERP Solutionsのクライアントには次の情報でログインできます。

◆デモクライアントにログインできるユーザーIDとパスワード

※スパムメール防止のため、ログインIDとして使用しているメールアドレスの"@"の表記を"(at)"としています。実際にログインする際には"(at)"の部分を"@"に置き換えて下さい。

ユーザー名称 ログインID(メールアドレス) パスワード
SuperUser superuser(at)oss-erp.co.jp System
OSS ERP Solutions Admin admin(at)oss-erp.co.jp admin
ユーザー01 user01(at)oss-erp.co.jp password
ユーザー02 user02(at)oss-erp.co.jp password 
ユーザー03 user03(at)oss-erp.co.jp password 
ユーザー04 user04(at)oss-erp.co.jp password 
ユーザー05 user05(at)oss-erp.co.jp password 
ユーザー06 user06(at)oss-erp.co.jp password
ユーザー07 user07(at)oss-erp.co.jp password
ユーザー08 user08(at)oss-erp.co.jp password
ユーザー09 user09(at)oss-erp.co.jp password
ユーザー10 user10(at)oss-erp.co.jp password

◆デモクライアントにログインできるユーザーが選択できる職責(Role)

デモクライアントにログインできる上記のユーザーには次の3つの職責を割り当てています。ログイン時にどの職責にするのか選択して下さい。

職責 メニュー 説明
 Admin Role  Menu 管理者用
 Power User Role  JPiere Basic Menu パワーユーザー用
 Training User Role  JPiere Training Menu 練習用

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【補足説明】iDempiere & JPiere を活用したい方&学びたい方へ

 iDempiereとJPiereはオープンソースのため、ソースコードを読んだり、インターネットに散見される情報を拾い集めて学習する事は可能ですが、それには膨大な時間と労力が必要です。そして、独学ではなかなか全体像が把握できず、木を見て森を見ず"という状態に陥りやすくiDempiereとJPiereを正しく理解し活用する事は困難でしょう。

 そこでJPiereの母体となっている、iDempiereをよりよく知ってもらい上手に活用して欲しいという思いから、オープンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)を体系的に学べるトレーニング講座を用意していいます。iDempiereのトレーニングを受講して頂く事で、効率よくiDempiereを学ぶ事ができ、不用意なトラブルを未然に防ぐ事にもつながります。