JPiere9~12 のインストール

JPiere9~12のインストールは、基本的にiDempiereのインストールと同じです。ここでは、主にJPiereのインストールから実際に使用するまでの注意事項を掲載しています。

JPiereのバージョン番号について

JPiere(ジェイピエール)は、オープンソースのERP iDempiereの日本商習慣対応ディストリビューション(頒布形態)であり、プラグイン群です。iDempiereのバージョンと、iDempiereのプラグイン群であるJPiereのバージョンの整合性を保つ事は重要です。そのため整合性を分かりやすく保てるように、JPiereのバージョン番号はiDempiereのバージョン番号に合わせています

  そのためJPiereのインストールに際しては、同じバージョンのiDempiereのインストールが参考になりますので、合わせてiDempiereのインストールのコンテンツもご参照下さい。

JPiereの推奨システム要件

JPiere9 では下記のシステム環境を想定しています。OSDNで公開しているインストールパッケージも下記のシステム環境用のインストールパッケージになります。

【オペレーティングシステム】

◆【OS】Windows 64bit, Linux 64bit

JPiere9~11のインストールパッケージは64bitのWindowsとLinuxのみ公開しています。それ以外の環境で使用したい場合は、JPiereの開発環境を構築し、自身で使用する環境に合ったインストールパッケージを作成して下さい。

 

【DB】PostgreSQL

iDempiere自体はOracleとPostgreSQLの2つのデータベースに対応していますが、JPiereではPostgreSQL用のダンプファイルしか用意していません。

◆JPiere12 - 42.7.8

JPiere12で使用しているPostgreSQLのドライバーは42.7.8です。このドライバーに対応しているPostgreSQLを使用して下さい。

そして、JPiere12のダンプファイルはPostgreSQL16で作成しています。そのため、このバージョンより下のバージョンを使用する事はおススメ致しません。

 

◆JPiere11 - 42.7.1

JPiere11で使用しているPostgreSQLのドライバーは42.7.1です。このドライバーに対応しているPostgreSQLを使用して下さい。

そして、JPiere11のダンプファイルはPostgreSQL14で作成しています。そのため、このバージョンより下のバージョンを使用する事はおススメ致しません。

 

◆JPiere10 - 42.5

JPiere10で使用しているPostgreSQLのドライバーは42.5です。このドライバーに対応しているPostgreSQLを使用して下さい。

そして、JPiere10のダンプファイルはPostgreSQL14で作成しています。そのため、このバージョンより下のバージョンを使用する事はおススメ致しません。

 

◆JPiere9 - 42.5

JPiere9で使用しているPostgreSQLのドライバーは42.5です。このドライバーに対応しているPostgreSQLを使用して下さい。

そして、JPiere9のダンプファイルはPostgreSQL13で作成しています。そのため、このバージョンより下のバージョンを使用する事はおススメ致しません。

 

【Java】 

◆JPiere12 - Java17 or Java21

 iDempiere11とJPiere12はともにJava17以上で動作するように作成しています。2026年4月現在でJava17以上のLTSは、Java17とJava21、Java25が存在しますが、Java25は2025年9月のリリースでiDempiere12の開発の終盤にリリースされています。そのため保守的に考えてJava17もしくはJava21を利用するのが良いのではないかと思われます。

 

◆JPiere11 - Java17 or Java21

 iDempiere11とJPiere11はともにJava17以上で動作するように作成しています。Java17とJava21がLTSとして利用することができます。そのため基本的にはJava17かJava21を使用することをオススメします。

 

◆JPiere10 - Java17 or Java11

 iDempiere10とJPiere10はともにJava11以上で動作するように作成しています。Java11とJava17がLTSとして利用できるので、基本的にはJava17を使用する事をオススメします。  

 

◆JPiere9 - Java17 or Java11

 iDempiere9とJPiere9はともにJava11以上で動作するように作成しています。Java11とJava17がLTSとして利用できるので、基本的にはJava17を使用する事をオススメします。  

 

【補足説明】推奨システム要件以外の環境へのインストール

ここで紹介している推奨システム要件は、あくまでも公開しているJPiereのインストールパッケージを利用するためのものです。推奨システム要件以外の環境へも、JPiereの開発環境を構築し、各種設定を見直し、独自のインストールパッケージを作成する事で、インストールできるようにすることも可能なはずです。このあたりの自由度もオープンソースの良い所ですね!!

JPiere9~12のインストールパッケージのダウンロード

JPiereのインストールパッケージ

格バージョン毎にリナックス用とウィンドウズ用のインストールパッケージを用意しています。そして両OS共通のPostgreSQLのダンプファイルを掲載しています。

ファイル 説明
JPiereServerXX.Linux.x86_64.zip Linuxの64Bit用のインストールパッケージ。XX部分にはバージョン番号が入ります。
JPiereServerXX.Win.x86_64.zip Windowsの64Bit用のインストールパッケージ。XX部分にはバージョン番号が入ります。

ExpDat.jar

JPiereのダンプファイル。ZIP解凍して下さい。

【補足説明】PostgreSQLのダンプファイルについて

PostgreSQLのダンプファイルはLinux環境でもWindows環境でも、リストアする事ができます。ExpDat.jarファイルをZIP解凍すると、ExpDat.dmpファイルになりますので、PostgreSQLにリストアして下さい。

【注意】リストアするダンプファイルはJPiereのダンプファイルを使用して下さい。

JPiereをインストールする際には、インストールパッケージに含まれているダンプファイルではなく、SourceForgeに掲載されているダンプファイルを使用して下さい。

JPiereのインストールパッケージのdataフォルダ配下にあるダンプファイルは、iDempiereのダンプファイルであり、JPiereのダンプファイルではありませんので注意して下さい。

JPiere9~12のインストール

JPiereのインストールは、基本的にiDempiereのインストールと同じです。JPiere9~12の推奨システム要件とリストアするデータベースのダンプファイルにだけ気を付ければ、難しくはありません。

JPiereへのログイン

JPiereへのログインはiDempiereへのログインと同じです。JPiereのログインIDはメールアドレスの設定になっています。

ログイン

JPiereにはデモ環境として"OSS ERP Solutions"というクライアント用意しています。OSS ERP Solutionsのクライアントには次の情報でログインできます。

◆デモクライアントにログインできるユーザーIDとパスワード

※スパムメール防止のため、ログインIDとして使用しているメールアドレスの"@"の表記を"(at)"としています。実際にログインする際には"(at)"の部分を"@"に置き換えて下さい。

ユーザー名称 ログインID(メールアドレス) パスワード
SuperUser superuser(at)oss-erp.co.jp System
OSS ERP Solutions Admin admin(at)oss-erp.co.jp admin
ユーザー01 user01(at)oss-erp.co.jp password
ユーザー02 user02(at)oss-erp.co.jp password 
ユーザー03 user03(at)oss-erp.co.jp password 
ユーザー04 user04(at)oss-erp.co.jp password 
ユーザー05 user05(at)oss-erp.co.jp password 
ユーザー06 user06(at)oss-erp.co.jp password
ユーザー07 user07(at)oss-erp.co.jp password
ユーザー08 user08(at)oss-erp.co.jp password
ユーザー09 user09(at)oss-erp.co.jp password
ユーザー10 user10(at)oss-erp.co.jp password

◆デモクライアントにログインできるユーザーが選択できる職責(Role)

デモクライアントにログインできる上記のユーザーには次の3つの職責を割り当てています。ログイン時にどの職責にするのか選択して下さい。

職責 メニュー 説明
 Admin Role  Menu 管理者用
 Power User Role  JPiere Basic Menu パワーユーザー用
 Training User Role  JPiere Training Menu 練習用

関連する動画(YouTube)

JPiere9にアクセスする時の注意事項

 

OpenJDK11をWindows10にインストールする

 

PostgreSQL10をWindows10にインストールする

 

【インストール】PostgreSQLの初期設定とiDempiereのダンプファイルのリストア

 

JPiere7.1をWindows10にインストールする

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【補足説明】iDempiere & JPiere を活用したい方&学びたい方へ

 iDempiereとJPiereはオープンソースのため、ソースコードを読んだり、インターネットに散見される情報を拾い集めて学習する事は可能ですが、それには膨大な時間と労力が必要です。そして、独学ではなかなか全体像が把握できず、木を見て森を見ず"という状態に陥りやすくiDempiereとJPiereを正しく理解し活用する事は困難でしょう。

 そこでJPiereの母体となっている、iDempiereをよりよく知ってもらい上手に活用して欲しいという思いから、オープンソースのERP iDempiere(アイデンピエレ)を体系的に学べるトレーニング講座を用意していいます。iDempiereのトレーニングを受講して頂く事で、効率よくiDempiereを学ぶ事ができ、不用意なトラブルを未然に防ぐ事にもつながります。