伝票と伝票タイプ

オープンソースのERP iDempiereアイデンピエレ)は、トランザクションデータを「伝票(Document)」という概念を用いて管理するシステムです。iDempiereには色々な伝票があり、それぞれに役割があります。ここでは、その伝票の概要と、伝票を区分管理する事ができる伝票タイプを中心に調査及び研究し、その成果をまとめています。

iDempiereには多くの種類の伝票があり、それらの伝票が結びついて一連の業務を管理する事ができます。ここでは、中心となる伝票について、基本的な役割りと伝票どうしの結びつき及び自動仕訳を概略的にまとめています。

iDempiereでは伝票は「伝票ステータス(Document Status)」により、ステータス管理されます。業務担当者は、伝票ステータスの違いを読み取ることにより、業務状況を把握し管理する事ができます。ここでは、伝票ステータスとその更新処理について調査及び研究し、その成果をまとめています。

伝票タイプ概要

公開コンテンツ + トレーニングコンテンツ(AB01:基本業務プロセス)

「伝票タイプ(Document Type)」とはどのようなものかイメージできるように、概要的に伝票タイプについて説明しています。

iDempiere標準の伝票タイプ

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伝票タイプは、主に伝票を区分管理するために使用します。伝票タイプをどのように定義するかによって、iDempiereは使いやすくもなり、反対に使いにくくもなります。iDempiereにとって伝票タイプの運用をどのようにするかはとても大切です。ここでは、その伝票タイプについて標準で用意されている伝票タイプの役割りや使い方を紹介しています。

伝票タイプの設定

サポーターズコンテンツ + トレーニングコンテンツ(AB01:基本業務プロセス)

どのような伝票タイプを登録し運用するかはiDempiereの使い勝手に直結するとても重要な事です。伝票タイプを充分に活用するためには、伝票タイプの役割りや機能を理解し、パラメータ設定の意味を熟知する必要があります。ここでは、伝票タイプのパラメータ設定について調査及び研究し、その成果をまとめています。

番号シーケンスの設定

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iDempiereでは、伝票を一意に識別する「伝票番号(Document No)」を任意に採番にするか、自動採番にするか選択する事ができます。番号シーケンスは伝票番号を自動採番する際に必要になる、自動採番のルールを定義します。iDempiereでは自動採番の設定として、開始番号や、増加数、接頭辞、接尾辞、などを定義する事ができます。そして自動採番は組織毎にも採番管理する事ができますし、毎年もしくは毎月リスタートさせる事もできます。

ここでは、番号シーケンスの設定について調査及び研究し、その成果をまとめています。

カウンター伝票(Counter Document)

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iDempiereでは、「カウンター伝票(Counter Document)」で、組織間の取引を管理する事ができます。例えば、組織Aが組織Bからある品目を受注した場合、カウンター伝票を使用することで、組織Aで「受注伝票(Sales Order)」を作成すると、組織Bでは「発注伝票(Purchase Order)」が自動的に作成されます。このように組織Aで「出荷納品伝票(Material Shipment)」を作成すると、組織Bでは「入荷伝票(Material Receipt)」が自動で作成され、組織Aで「売上請求伝票(AR Invoice)」を作成すると、組織Bでは「仕入請求伝票(AP Invoice)」が自動で作成されます。

ここではカウンター伝票について調査及び研究し、その成果をまとめています。

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