JPiereグループウェア [JPiere Groupware]

 このコンテンツでは、JPiereのグループウェアとしてのカスタマイズ情報をまとめています。

ToDo管理 (タスク & スケジュール管理)

ToDo管理はJPiereグループウェアプラグインの中核となる機能です。ToDo管理で、ユーザーのタスクやスケジュールを管理する事ができます。

ToDoの区分

JPiereのToDo管理には、"予定"と"タスク"、"メモ"という3つの区分があります。

◆予定(スケジュール)

開始予定日時と終了予定日時があるToDoです。会議やミーティングなど、開始時間と終了時間が予め決められているようなToDoを管理します。予定は"期間"を管理するToDoです

◆タスク

終了予定日時があるToDoです。作業を依頼されたようなケースなど、完了期限が決められているToDoを管理します。タスクは"期限"を管理するToDoです

◆メモ

メモは特に期限や期間が定められていないToDoを管理します。ちょっとしたアイディアをメモしておくような使い方ができます。

 

ToDoの種類

JPiereのToDo管理には、"個人ToDo"と"チームToDo"という2種類のToDoがあります

◆個人ToDo(Personal ToDo)

ToDo管理の基本は、個人毎にToDoを管理する事です。JPiereのToDo管理では、ユーザーが自身のToDoを作成する事ができるのはもちろん、他のユーザーのToDoを作成する事もできます。

※ToDoを作成した人を「ToDo作成者」と言い、ToDoを作成された人を「ToDo担当者」と言います。

◆チームToDo(Team ToDo)

チームToDoを作成すると、チームに登録されているユーザー全員に一括して個人ToDoを作成する事ができます。

【補足説明】チームToDoから作成した個人ToDo

 チームToDoは登録しただけでは、あまり意味がありません。チームToDoから個人ToDoを作成するプロセスを実行し、チームに所属するユーザーそれぞれに個人ToDoを登録する事で、仕事を依頼した事になります。

 このようにチームToDoは、個人ToDoを一括して作成するためのものであり、チームToDoから作成した個人ToDoの事をあえて”チームToDo”と言ったりもします。

【ポイント】自分ですべき仕事を管理する「個人ToDo」と、他の人に頼んだ仕事を管理する「チームToDo」

  他のユーザーの個人ToDoを登録する事で、仕事を依頼する事ができますが、他のユーザーに仕事を依頼したい場合には、仕事を依頼したいユーザーが1人であってもチームToDoを使用するをオススメします!

 そうする事によって、自分がすべき仕事を「個人ToDo」で管理し、人に依頼した仕事を「チームToDo」で管理するという使い分けができ、より効率的にJPiereのToDo管理を使用して仕事を管理する事ができます。

 

ToDoの更新と削除

JPiereのToDo管理では「個人ToDo」と「チームToDo」ともに、誰でも他のユーザーのToDo作成者となる事ができます。しかしながら、一度作成されたToDoを更新もしくは削除できるは、ToDo作成者もしくはToDo担当者に限られます。

 

公開ToDoと非公開ToDo

ToDoは登録する際に”公開”と”非公開”のどちらかを選択します。”公開”になっているToDoは、誰でも見る事ができます。”非公開”にするとそのToDoは、ToDo作成者か、ToDo担当者しか見る事はできません。

 

統計情報の収集

 ToDoには、統計情報として定型的な値を入力する事ができます。ToDoを使用して、工数を集計したり、簡単なアンケートに利用したり、進捗を確認したりする事ができます。

 

業務データとToDoの連携

 iDempiere / JPiereの中にある業務データとToDoを結び付けて管理する事ができます。ERPの中にある業務データとグループウェアのデータがシームレスに結びつくのが、JPiereのグループウェアの大きな特徴でありメリットの1つです。

 

リマインダー

 ToDoを忘れないように、リマインダーの機能も備えています。

 

お知らせガジェット

お知らせガジェットは、ログイン直後のメインタブに表示されるガジェット(ダッシュボード)のひとつで、ユーザーに”お知らせ”などなんらかの情報を通知するのに使用します。

JPiereのグループウェア関係のカスタマイズ一覧