開発環境の更新(ソースコードの最新化)

コマンドラインでのソースコードの更新

 iDempiereのリポジトリへの移動し、Mercurialのpullコマンドを実行します。

cd iDempiereのリポジトリのパス

hg pull -u

 基本的に、ローカルリポジトリの作成先のリポジトリの情報を参照して、ローカルリポジトリを更新してくれます。

Migrationスクリプトの実行

 リポジトリの更新を行うとデータベースを最新の状態にするSQLのスクリプトも追加されている場合があります。リポジトリの更新後に、Migrationフォルダを確認し、スクリプトが追加されていたらそれらを実行し、データベースを最新の状態にします。

 ここでMigrationフォルダと書いているのはローカルリポジトリの直下にある"migration"というフォルダの事です。その中にADempiere(アデンピエレ)の頃より蓄積されているスクリプトがバージョン毎にまとまっています。

ローカルリポジトリの直下
ローカルリポジトリの直下
migrationフォルダの直下
migrationフォルダの直下

 ADempiereの頃よりバージョン毎にSQLのスクリプトファイルがまとめられています。

 

 該当するバージョンのフォルダの下には、さらにOracle用とPostgreSQL用のフォルダがありますので、使用しているDBに合わせてフォルダを選んで、その中にあるスクリプトを実行して下さい。

 

スクリプト実行例(コマンドラインより)

psql -d idempiere -U adempiere -f 2013XXXXXXXX_IDEMPIERE-XXXXXX.sql