開発環境の更新(ソースコードの最新化)
コマンドラインでのソースコードの更新
iDempiereのリポジトリへの移動し、Mercurialのpullコマンドを実行します。
cd iDempiereのリポジトリのパス
hg pull -u
基本的に、ローカルリポジトリの作成先のリポジトリの情報を参照して、ローカルリポジトリを更新してくれます。
Migrationスクリプトの実行
リポジトリの更新を行うとデータベースを最新の状態にするSQLのスクリプトも追加されている場合があります。リポジトリの更新後に、Migrationフォルダを確認し、スクリプトが追加されていたらそれらを実行し、データベースを最新の状態にします。
ここでMigrationフォルダと書いているのはローカルリポジトリの直下にある"migration"というフォルダの事です。その中にADempiere(アデンピエレ)の頃より蓄積されているスクリプトがバージョン毎にまとまっています。
![ローカルリポジトリの直下](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sfe3be30db12270da/image/i74919f7b30d447fb/version/1385106688/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%88%E3%83%AA%E3%81%AE%E7%9B%B4%E4%B8%8B.png)
![migrationフォルダの直下](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sfe3be30db12270da/image/i156244af05cf3e7e/version/1385106790/migration%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%80%E3%81%AE%E7%9B%B4%E4%B8%8B.png)
ADempiereの頃よりバージョン毎にSQLのスクリプトファイルがまとめられています。
該当するバージョンのフォルダの下には、さらにOracle用とPostgreSQL用のフォルダがありますので、使用しているDBに合わせてフォルダを選んで、その中にあるスクリプトを実行して下さい。
スクリプト実行例(コマンドラインより)
psql -d idempiere -U adempiere -f 2013XXXXXXXX_IDEMPIERE-XXXXXX.sql